心に響いたのでメモ

■ 【 今日の名言： 理解してから理解される 】

“ 私が話を聞いてくださいと言うと、あなたはアドバイスを口にする。
それは私の望みではないのです。
私が話を聞いてくださいと言うと、そんなふうには思ってはいけないと
お説教。あなたは私の気持ちを踏みにじる。
話を聞いてくださいと私が頼み、あなたが私の悩みを解決しなければ
ならないと思うとき、変に聞こえるかもしれないけれど、私を
落胆させているのです。
聞いてください！　私が願うのは、ただ、あなたに聞いてもらうこと。
何も話さず、何もしないで、ただ聞いて欲しいのです。”
（ 医師： ラルフ・ローフトン ）

“ 私に言わせれば、感情移入は癒しそのものである。
なぜなら、感情移入は、この世のもっとも孤独な人にさえ影響を与え、
その人を孤独から解放し、人とのつながりをもたらすからである。
ひとたび感情移入によって理解されれば、その孤独感は消えてなく
なるのだ。”
（ カール・ロジャース ）

【 今日のあなたへのコーチングメッセージ 】
⇒『あなたが人の話を聞くときの特徴を振り返ってみましょう。』
本日は、コミュニケーション、とりわけ
「相手の話を聞く」というテーマに焦点を当てています。
なぜなら、コミュニケーションは、人間としての生活を送る上での
土台となるもの。この行為が出来る／出来ないだけでも、
人生の充実度・幸せ度はだいぶ違ってくるのではないかと考えて
いるためです。

・Lv０：　無視する（聞く努力をしない）
・Lv１：　聞く振りをする（聞いているように見せかけるが、実際は聞いていない）
・Lv２：　選択的に聞く　（自分の興味・関心を持っているところだけを聞く）
・Lv３：　注意して聞く　（注意して話を聞き、相手のしゃべっていることに集中し、それを自分の経験と比較する）
・Lv４：　感情移入の傾聴 （理解しようとして耳と目と心を使い、相手の言葉、気持ちを聴く）

ちなみに、Lv０〜３までは自分の立場から話を「聞いている」状態。
Lv４は、相手の見地に立って相手が本当に何を言わんとしているか、
どういう気持ちでいるのかを理解しようとして「聴いている」状態といえます。
Lv４の聴く状態は、相手が心を開きやすくなるため、
あなたへの信頼も高まります。

LV４の域にすぐに到達できるわけでありませんが、今自分がどの
レベルにいるのかを意識しながら、コミュニケーションを図るだけでも、
ちゃんと話を聴けるようになりたいという姿勢は相手に伝わると思います。
ぜひとも、「聴く」に向けてがんばってみましょう。

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