■「普通」で育つわが子の人間力:外山 滋比古

■「普通」で育つわが子の人間力―これだけ守れば大丈夫!育児の基本〈26〉 [単行本]
 外山 滋比古

■内容(「MARC」データベースより)
 子育ては怖くありません。ごく自然に、普通のことをくり返し、
 くり返しさせます。それで、こどもの人間力は育まれます。
 何が自然で普通なのか、こどものためになる叱り方・ほめ方、生活習慣とルールのつくり方を紹介します。

■目次
1章 こどもの心を豊かにするには「悪いもの」や「いけないこと」を排除しない
(こどもはときどき「叱られたい」気持ちになるもの・叱る愛
過ちの芽をつむには「罰とほうび」が効果的・ルール ほか)
・ものがありすぎない生活、体を動かす習慣
・いつも飽食、好きなことのみではハングリーさが足りない
・関心がない時は叱る気になれない
・5叱って、2ほめる
・鞭を惜しめば、子をそこなう
・ウソ、いやなこと、親守、外出、顔、寝る時間、ずるさ、ぬすみ
・欲しいものは時間をおく、衝動買いに加担しない
・ケンカすることで学ぶこと
・ゲームとTVは節度を持って
・孟母三選の教え:お墓→商人→学校
 ・・・遊びは単純に遊戯:目的はない
 ・・・何かに、人のせいにしない

2章 つよい子・元気な子に育てるには「大事に」「安全に」方式はダメ(上手なころび方はこどものうちに覚えるべきこと・ころぶ
階段は反射神経をきたえるのに最適の場所・足もと ほか)
・老人三則・・・ころぶな、風邪をひくな、義理を欠け
・危険予知のためにコロべ、失敗せよ
・脚下照顧・・・足元注意
・危ない所に必ず柵があるとは限らない(駅のホームなど)
・虫がとんで来ても目をつむれない
・イタズラは特技、ルールを教えるチャンス

3章 賢い子、たくましい子に育てるためのお母さんの注意点(笑い話を聞かせるとユーモアのセンスが育つ・ウソ
お母さんの自然な話し方をこどもはまねる・口のきき方 ほか)
・ホントのところにウソをひとつまみ・・・笑い
・おだやかに、気取らず、じっくりと話す、丁寧に話す
・心をこめて「聴く:listen」、聞こえてくるのはHear、聴く力の重要性
・野球(正岡子規
・お父さん、お母さん、パパ、ママ、ペール、メール(仏)、ファータ、ムッタ(独)
・転校した子は、用心深く、思いやりが育つ、融通と適応性
・寮生活のメリット・デメリット
・先生は転校性を受け入れるコツを知らないことがおおい
・かわいい子には(つらい)旅をさせよ

4章 健康な子に育てる秘訣は、「普通」の習慣の中にある(親の願望でこどもの生活を忙しくしない・習いごと
一日一回、こどもが汗を出す時間をつくる・汗をかく
こどもの情緒の安定には、野菜と魚中心の食事を・食事
「オカアサンヤスメ」メニューは、こどもの頭脳の発達に向かない・噛む
完全主義でなくとも、こどもは愛情で育つ・お母さんらしさ)
・親の虚栄心はいらない
・夜更かしは体に負担:英では二〇時に寝ていた(自然、日の出・日の入)
・親子で汗をかく
・野菜と魚中心の食事・・・魚!
・便秘は食生活、インスタントは△
・オカアサンヤスメは良いか?
 …オムレツ、カレー、サンドイッチ、焼きそば、スパゲティ、目玉焼き
・噛むことの重要性、、するめ、ガム
・世話をするから愛が深まる、「かわいがるから、かわいくなる」
・無理しない

以上