■親ががんばらないほうが子どもは伸びる

■親ががんばらないほうが子どもは伸びる!―子育てでいちばん大事なこと [単行本(ソフトカバー)]
 親野智可等 (著)
 http://www.amazon.co.jp/gp/product/toc/4872903420/

■内容紹介
子供の心は親や教師の対応で変わる。
「子供の心を満たす」ことがすべての土台になり、それさえやっておけば何も心配ない!
テクニックに偏った教育情報より、子どもを伸ばす「基本」を伝える本。

【出版社からのコメント】
この本には、教室でイナバウアーをする子、ある日突然、九九の暗記が満点になった子、給食の時間のトークが絶妙の子……などなど、親野先生がこれまで出会ってきた個性たっぷりの子どもたちがたくさん出てきます。
それを読んで、ああ私が子どもの頃にもこんな子がいたな、とか、うちの子とおんなじだわ、などと思っているうちに、「子どもっていいものだな」と素直に感じられると思います。
すると不思議なことに、目の前のわが子も、もっとかわいく、もっといとおしく感じられるてくるのです。
その気持ちは、親としてとても大事なものではないかな、という気がしています。
追伸:
先生の文章はもちろんのこと、佐藤繁(さとうしげみ)さんのイラストがまたすばらしいですよ。編集担当も何度も眺めてしまったくらいです。ぜひ一度ご覧ください!
内容(「BOOK」データベースより)
子どもを伸ばす即効性のある方法、具体的なテクニックの前に、親ができることがある。忙しい生活の中で忘れがちな「根本を大事にした子育て」のヒント。読めばわが子がもっとかわいくなる、珠玉の教育エッセイ。

■目次
・即効性だけでよいのか
・短時間でコミュニケーションが取れて、すべて「これさえやればうまくいく」方法
 …そんな都合のいい方法はない
・子供が親の愛情を実感できるようにする

第1章 子どもがわかれば、伸ばすのはカンタン!
(動物のウンコ集めが好きだった子―わが子が好きなことや得意なことを知っていますか?
九九がなかなか覚えられなかった子―子どものコップの水は少しずつたまる ほか)
・子どもの好きなことの中に価値を見出す
・成果を急がず淡々と(コップに滴をためる)
・写真、賞状、習字 など良いイメージ
・過程を見る、がんばっている所を誉める
・安全かつ迷惑の無いところで、チャレンジさせる
・安心させ、切り替える、感情に飲み込まれない
・まずほめる、おしい、クイズ形式、相手の気持ちになる

第2章 子どもは最高のエンタテイメント!
(お笑い系の子ども―みんなを楽しませる才能は、持って生まれた宝
ある日の教室の風景から―子どもを楽しむのは親の特権 ほか)
・皆を笑わせる能力は、得難い能力、子供との生活を楽しむ
・楽しんで受け止めて慌てずきちんと

第3章 「かんちがい子育て」はなぜ起きる?
(ぼさぼさの頭で児童クラブに来ていた子―忙しい朝だからこそ、やるべきこと
無理矢理マラソン大会の練習をさせられた子―親も思いつきでものを言う ほか)
・髪をとく心を満たす、優しくできる、集中できる
・あきらめる、無理強いしない、良いことを教えてあげる、楽しく
・叩かれて育った子は防御する
児童虐待(認識の有無→叩く)…心に残る
・心の動きを「観照」する:みきわめる

第4章 子どもに愛情は伝わっていますか?
(子どもの耳掃除で愛を伝えようあなた自身の物語を、子どもに語ってあげよう ほか)
・耳掃除の実況中継、結果
・子供の頃の自分の話をする、人間のモデルを見れる
・親ということに甘えていないか、誉めることの重要性、恩師の言葉
■碧衣ちゃんの名前を付けたときの気持ち
 山野は紺碧の衣をまとい、木々には、葉(葉子)が茂る
 自然を包み込むような優しい子にそして、凛とした子に育ってほしい
茂 葉子 −碧衣

 優子と百華でなやんだなあ、そういやーでも青色が好き!

親野智可等:どの子にも賢くなる可能性が等しくある
・名前はその人だけに用意された美しい祈り
・家族との今を大切に楽しむ

以上