■残業させないチーム仕事術

■残業させないチーム仕事術 (アスカビジネス) [単行本(ソフトカバー)] 石谷 慎悟
 http://www.amazon.co.jp/gp/product/toc/4756913954/ref=dp_toc?ie=UTF8&n=465392

■内容紹介
ライフワークバランスという考え方が浸透しはじめ、仕事は大事だがプライベートも充実したいというビジネスパーソンが増えてきた。そこで、仕事の「見える化」を行い、誰がどんな作業をやっていてどんな問題を抱えているのか、余計な仕事をしていないか、仕事に偏りがないか、仕事の流れが悪くないかなどを検証する。「見える化」により出てきた問題に対して、仕事を「捨てる」・「ならす」・「流れるようにする」ことで効率がよく生産性の高いチームを作る。
内容(「BOOK」データベースより)
残業をしないチームのほうが、成績はいい!誰もがうらやむ「チーム」に生まれ変わろう。余計な仕事を減らして、自分とメンバーのプライベートを充実させる方法。

■目次
第1章  残業をなくすには、どうすればいいのか
1 仕事そのものを4Sする
・整理(顧客価値)、整頓(顧客価値の適切化)、清掃(適切な環境)、清潔(仕事の最適化の見える化
2 仕事に追われる悪循環を断ち切る
・仕事量・優先度・期日
3 ムダな仕事を生み出す暇を把握する
・暇=×することが無い、=○今することが無い
4 どんどん増殖する仕事を捨てる
5 仕事の繁閑の差をならしてムリ(過負荷)を減らす
・能力、リードタイムを短く(停止期間を短くする)
・内容を協議する

第2章 まずは仕事の「見える化」をしよう
1 仕事を目で見えるようにする
2 仕事を洗い出そう
・2時間単位
3 仕事の目的を明確にする
4 仕事のアウトプット(成果物)を定義する/バラツキをなくす
・低いだけでなく、不必要に高いことも許されない(継続してできないのであれば過剰品質)
5 仕事のインプット(投入物)を決める
・投入時間を意識して、予定との差の要因を明確化する
・投入時間/金額で考える
6 仕事の優先度を決める
・期日:緊急、重要度、顧客度
7 仕事のスピードを認識する
8 仕事の生産性の変化を捉える
・他と比較するのでなく、個人にとって早くかつよくなる方法を検討する
・状態把握、代替性のために、並行作業は極力なくす(逐次処理)
・一度・同時に取り組まない

第3章 仕事を「捨てて」残業をなくす
1 自分にとっての顧客を考える
2 仕事の価値を考える
3 ★時間を食いつぶしている作業を見つける:15−30分単位
4 必要のない作業をやめる
5 やめる仕事を決める
・顧客に価値を生み出していないもの
6 「書類の探索」をやめる
7 「確認・検査」をやめる
・複数確認の無責任
8 「修正、やり直し作業を」やめる
・依頼者と作成者の意識のズレ
・作者自身の能力の不足/作業ごとの必要能力の定義
9 「物品を運ぶこと」をやめる
・配置場所、こまめに仕入れなど
10 「訪問」をやめる
11 「メールによるコミュニケーション」をやめる
・不要メールの根幹はメーリングリスト
12 「報告書の作成」をやめる
13 「会議」をやめる:目的と参加者の明確化
14 「やめられないと思うこと」をやめる

第4章 仕事の「偏りをならして」残業をなくす:人、日
1 「日」による偏りをならす
2 「事務処理量」の偏りをならす
3 「予定外の業務」による仕事の偏りをならす
★予定外の予定を作成する(予備日、バランス)
4 「人」による偏りをならす
5 「特定の担当者」への偏りをならす
6 「業務スキルに」よる仕事の偏りをならす
・業務の分割とスキルの定義

第5章 仕事の「流れをよくして」残業をなくす
1 仕事の流れを明確にする:人による流れの違い
2 仕事の中断を見える化する:要因と解消
3 仕事のとどまりを見える化する
4 「上司」で仕事が滞留しないようにする:判断基準を明確化する
5 「資料が揃わないこと」で仕事が滞留しないようにする
6 「顧客に対する問合せ」で仕事が滞留しないようにする
7 「割り込み」によって仕事が滞留しないようにする:仕事単位化
8 「処理のスピードの違い」で仕事が滞留しないようにする
9 「まとめて渡すこと」で仕事が滞留しないようにする
・部分ごとに分割化する

第6章 人を育ててチームを活かす
・相互補完、Plan-Do-Check-Result↑戻る
・ビジョンと目標、異常に気がつく
・三現主義:現地、現物、現認
・問題提起、数多く、相互作用
・全体視点、6割実施、標準化して共有、個人で変えない

以上