■不可能を可能にするビジネスの教科書 星野×藤原

■不可能を可能にするビジネスの教科書 星野リゾート×和田中学 [単行本]
 藤原 和博 (著) 価格: ¥ 1,575
 http://www.amazon.co.jp/gp/product/toc/4480878378/ref=dp_toc?ie=UTF8&n=465392

■内容(「BOOK」データベースより)
「お客様の期待を超える」ことがリピーターを増やす大原則であることは、誰しも疑いの余地はないはずだ。簡単に言えば、日本のそこここで、あらゆる商品やサービスの付加価値が上がって「お客様の期待を超える」ことができれば、日本の沈滞は払拭される。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
藤原 和博
1955年東京生まれ。1978年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任後、1996年同社フェローとなる。小中学校での教育改革に関わり、2003年より5年間、都内では義務教育初の民間校長として杉並区立和田中学校校長を務める。08年、橋下大阪府知事特別顧問に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
序章 不可能を可能にする―星野リゾートと和田中学校の共通点
・子供時代によく遊んだ/西洋におもねる必要の無い世代(日本らしさのハイブリッド化)/コミュニティ再生
・フラットコミニュケーション/原稿を読まず自分の言葉で語る
・やばいぜ!ジャパン・・+−双方の意味
・商売繁盛の方程式は?商品×サービス>価格
・義務教育で年間1人100万(7割人件費)・・・付加価値、顧客満足度
【社員を動機づける秘密】
ストロークを多くする
・フラットな組織
・社会貢献的要素
・遊びと学びの要素を強くする
・合理主義を貫く、正解でなく、納得解
・情報の徹底的な共有:パートに迄
・資格出なく意思によって任せる
・1人1人の動機づけをさぼらない
・ビジョンの共有ある種「宗教性」
・シンボルのマネジメント
※「リクルートという奇跡」
・社会企業家たちの活躍のうねり
 批判よりも提案/思想から行動へ/次代のリーダとしての自覚
・3000人の民間校長、300人の民間首長、30人の経営者、3人の政治家
第1章 なぜ「リゾナーレ」は予約が取れないのか?―そのマネジメント1
・コンセプトはファミリー向け(←カップル向け)、フラット構造でアイデア
 スキー用品無料レンタル:リゾナー
 http://www.risonare.com/
 アルツ磐梯
 http://www.alts.co.jp/
 アルファリゾートトマム
 http://www.ikyu.com/dg/guide/acc0/00001090/00001090a.aspx
・ステップ休暇:1年間同業他社で働きたい・・・いい制度があっても使えない
・年商が100−1000億になると社員の顔が見えなくなる(300人迄)
ストロークを多くする、報連相のスピードを上げ、修正主義で運ぶ(負けるなガンバレ新人!)
・遊び、学びの要素を一致させ自己実現する
・日本スタッフは控えめすぎる?常に提案する
・アンケートはほめてもらう機会を増やす(相対してのほめは日本人が少ない、表現して伝える)
顧客満足度アンケート、売上、費用の公開
・自ら機会を作り出し機会によって自らを変える
・組織から独立した駆け込み寺の確保
・シンボル:象徴のマネジメント:16億のスパコン東工大
マクドナルド:味×スマイルとクリンレス>価格
・学校:教える内容×教師の技芸>教育コスト

第2章 なぜ和田中学校は抽選になってしまうのか?―そのマネジメント2
第3章 なぜ勝ち目がないかもしれない戦に先陣を切れるのか?―子どものころのこと
・教師との関係づくり、自分の行動に対して責任を持つ
・長所を伸ばして弱点を強化「教育+時間=言い訳」
・情報処理力=いち早く正解を導きだす力
・情報編集力=知識や技術を組み合わせて納得解を導く力「最適解」
・ジグソーパズルの達人でなく、レゴの達人
・義務教育改革こそ、一番レバレッジの効く政策課題「正解主義」、「多様性:ダイバーシティ
・「管理:処理」と「マネジメント:編集長」の違い
・知識という「米」を配給すればいい時代は終わった
・教員不足、地域との連携、授業スケジュールの調整
・中間集団の必要性、シニア世代の1000万人/5年
生涯学習と学校教育の融合
・ある意味勇気というより無謀、愛の存在、外れると「尊敬」から外れる
・小学校高学年の時期に集中して学習することの大切さ
・革靴を斬ってサンダルにして使っていた
・自分たちの地域文化を反映させていかないと本当に持続するものはできない

第4章 なぜ休日休暇を一緒に取るのか―日本人は改宗できるのかその1
・日本から海外旅行に行く人は1600万人(海外からは900万人)
円高はマイナス、安全性と知名度は良い、世界33位。
 まず15位付近の香港、カナダ、豪州を目指す
・地域別に休暇の取得(日本)
第5章 なぜいっせい授業を変えられないのか?―日本人は改宗できるのかその2
・ビジネス(コミュニケーション/ロジック/シュミレーション/RPG/プレゼン)
・住宅業界で起こった50年が、教育界でこの10年起こる
・折り曲げても大丈夫な、入力可能なディスプレイ
・電子教材(反復学習:算数、漢字、単語、社会)、有機ELモニタ
・義務教育(地域本部を中間集団/複眼的思考、なぜを疑う/新思考の人事)
・教育委員を名誉職でなくプロに(現場色)
坂の上の雲の地域貢献、秋山好古
 http://www9.nhk.or.jp/sakanoue/

終章 二大政党は次のような政策論争をせよ!―「欧州型保障社会」か「米国型自由市場」か?それを超える「日本流保障型自由闊達社会」を
・大きな予算×小さな政治機構×きめ細かな現場