竹下佳江 短所を武器とせよ

★吉井妙子:この人のドキュメンタリーは清水選手の時から好き★

■ドキュメンタリー本
 『世界最小最強セッター竹下佳江 短所を武器とせよ』が発売中です!
 http://www.jti.co.jp/knowledge/marvelous/news/2011/1111_04/index.html
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■内容(「BOOK」データベースより)
身長わずか159センチ。一時引退に追い込まれたこともあった。彼女はいかにして、絶望を希望へと変えたのか?―。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
吉井/妙子
スポーツジャーナリスト。宮城県生れ。朝日新聞社に13年勤務した後、1991(平成3)年からフリーとして独立。『帰らざる季節 中嶋悟F1五年目の真実』で1991年度ミズノスポーツライター賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
・身長面で常に批判が集中
・限界は自分の心の中にあるもの
・159cmの体の限界に挑み続けたまけじ魂、黒子に徹する
第1章 主軸―2011年夏‐女子バレーとなでしこジャパン
・なぜ笑わない?笑う状況にない、考えてんだよっ!「恐怖の一言返し(イチローもだなぁ)」
・なでしこ澤と友人
・澤:相手を誘いこんで術中にはめてボールを奪う守備の楽しさ
・情報は環境によってもたらされる、キレ、コツ、動物的勘、ボールが止まって見える、ZONE
・2011/10時点 ブラジル〜アメリカ〜ロシア〜日本の4位
第2章 栄光―2010年世界選手権‐銅メダルの闘い
・真鍋監督のがんばる数値化、めちゃくちゃ細かい
・試合中のデータ解析IDバレー:真鍋監督(iPad)
・公式球の変化に伴う変化50-70kmでサーブすると落下時に変化する
・黄色面が相手に向くように無回転ジャンプフローター
・日本が世界で生き残るにはスピードの追求と正確性
・2011年世界選手権銅メダル
第3章 開花―最高峰の技術‐マイナスをプラスに転じて
JTでのシンフォニー、マッチング、f分の一ゆらぎ
・素人は気がつかない唸るしかない様な技術、間、溜め、複数ポイント、洞察力
・アンダーでトスする際に腕で勢いを殺す:笑
・セッターとしてやるべきことを当たり前にやり続ける非凡さ
・必要となったらやりきるだけ
・本人も気がつかない様な微調整、ポイント作り選択肢、木村沙織の才能、★故障のケア
・時間軸をずらす、3次元のスポーツ、親指の感覚の重要性(テーピングはしない)
・神は細部に宿る(指先)
・スピードスケートの清水、股関節、ストライド、筋力腿周り64cm、引き金を引く意思を読む
第4章 屈辱―シドニー五輪世界最終予選‐居場所を探して
第5章 萌芽―子ども時代からNEC‐才能の作られ方
・野性児、ゴールデンエイジ、10歳までの神経発達
・トップアスリートは次男が多い、上の世代でもまれて、同世代で突出する
 日本代表Soccer(20人)、イチロー、松井、浅田真央、ヤット
・セッターとスパイカーの相互育成、竹下は自分で磨いていった、育てた(木村、栗原)
・2000年VリーグNEC完全優勝シドニーの悲劇、引退
第6章 再生―ワールドカップ2003‐女子バレー人気の再燃
・柳本監督:勝負事は常に言い切る全身全霊で登りきる
・低いレベルでの妥協からの変革、吉原、竹下、高橋
第7章 経験―アテネ五輪‐初めてのオリンピック
・柳本、吉原のソフトランディング
第8章 躍動―北京五輪‐主将としてチームを率いる
・全日本の主将、厳しく、眉毛が抜けるほどストレス:笑、逃げないでいるとひらめく、最高の環境
第9章 未来―ロンドン五輪への助走‐無私のアスリート
・セッター、身長、両親、人格の度量の深さ自己犠牲ぶれない精神

スポーツビズ:竹下選手のマネジメント
・人間は他人の経験を利用する特殊能力を持つ

以上