企業参謀ノート[入門編] 大前 研一

★定期的に欲しい刺激、この人の思考は好き★後半は事例ふーんという感じではあった

■企業参謀ノート[入門編](大前 研一) 1470円
 http://www.amazon.co.jp/%E4%BC%81%E6%A5%AD%E5%8F%82%E8%AC%80%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88-%E5%85%A5%E9%96%80%E7%B7%A8-%E5%A4%A7%E5%89%8D-%E7%A0%94%E4%B8%80/dp/483342018X

■内容紹介
「私が30歳の時に書いた発想の原点」大前研一

戦略的思考や「考えること」が苦手な人も仕事人生が一変する!
数多くの経営トップの参謀として活躍している大前研一氏の思考の原点、
世界中のビジネスパーソンの座右の書となった累計50万部突破の名著を
わかりやすい表現と図解で再編集

■目次
・自分の頭で答えを見つけ出す方法を手に入れる
・正解は自分の頭で導きだす
・正解を知りながら自分の保身を優先していないか
・問題の本質をつかむ、その対策を実行できる
・論理的思考、本質を見極める分析力、その結論を実行しやすい形にして伝える能力
選択と集中
・アジア視点の際の英語力、日本視点の際の英語力の必要性の違い
1.問題から目をそむけるな
・タイミングの良い決断
・問題は先送りされる(潔癖すぎる完璧主義)
・戦略的思考の欠如
・やれることがあるのに見送る
・「答え」は「見つける」ものではなく「考えること」
・現実から目を逸らす「言霊:悪いことは考えない」
・今まで積み上げたものを捨ててでも出直す
・1:分析・科学的、2:内部的、3:会社全体、4:逆転できるようにしておく
・恥の文化圏:訂正するに躊躇しない
・個人や特定個所に判断をゆだねる部分を最小限にする・・・アメーバ経営
・思考停止な理由:トップがダメ(潰す)、トップがカリスマ
・何ができないかの前に、何ができるかを考える(継続する)
・しようがないことに対して「代案」を考える
・練習:因果関係をストック、代案を考える、中身を見抜く

2.問題の本質を手にする
・問題認識のセンスの欠如、と先送り
・問題:発見〜設問設定〜解答〜実施
・アリバイ仕事:問題解決につながらない・・・分析していない「官僚化」
・残業に関して
 就業時間中に/ターゲット時間/昼休みを短縮/休憩は3分・・・結果:働き方/増員
・問題の本質がわかっていない人に正しい対処は不可能
・人為的な価格統制が存在するところにビジネスチャンスがある
・原因を収集、箇条書き
・対策に際しては実行計画書〜第3者に説明する〜「残念でした」ですまさない

3.米のビジネスマンより2時間遅れている
・米では9時には一仕事終えている
・イシューツリー、ロジックツリー
・朝食(作置、簡単)/ニュース(録画)/睡眠(早く寝る)/服装(ルーチン化)/目覚ましを30分早く・複数
・任せて3年単位の対策を考える
・社員の各レベルに併せた目標の定量
・現実的でかつ具体的な数字
・戦略代案:多角化/新市場(海外)/垂直統合/合併吸収/業務提携/事業分離/縮小・徹底・放棄

4.生き残りを分ける重要な要素
PPM:PriductPortfolioManagement
・4現マトリクス(売上/魅力)でキャッシュカウを探す
・経営破たんしたコダックにとって、デジカメは「金をかけても死守するべき事業」
・他社でもお荷物とは限らない

5.成功のカギを見つけ出す
・What's if 〜?
・完璧にではなく、早期に完全に遂行することが重要・・・修正主義:藤原和博
・KFS:ココが肝心
 ・森林から最大の収穫を得る〜日照量と水の量〜場所による補完(水・日照量不足の樹木選定による補完)
 ・ヤマダ電機、イオン:規模の戦略
 ・生保レディ、自転車屋:サービスによる戦略
 ・時計生産、複雑機器:技術力による戦略
・上位(モグラたたき)、下位(一点突破)、、、まずトップになってから固めていく(KoboSonyは?Amazonは?)
・大胆な発想を封じ込める洗脳→思考停止
・人と違ってもかまわないという自由な思考

以上