人生で本当に大切なこと(王_岡田)

■人生で本当に大切なこと(王_岡田) 壁にぶつかっている君たちへ (幻冬舎新書) [新書]
 王 貞治 (著), 岡田 武史 (著)
 http://www.amazon.co.jp/gp/product/toc/4344982371/ref=dp_toc?ie=UTF8&n=465392
 
■内容紹介
悔しさこそがバネだった。日本一のプレッシャーと闘った二人の揺るぎない信念!!

野球とサッカーで日本を代表する二人は困難をいかに乗り越えてきたのか。
プレッシャーに打ち克ち、結果を残してきた裏に共通する信念を紹介。

最初から何もかもがうまくいく人なんていない。失敗したり挫折したり、時に不安で眠れなくなったり……。
「成長のためには怒りや悔しさを抑えるな」
「人生は『3歩進んで2歩下がる』の繰り返し」
「選択に迷ったら難しいほうを選べ」
「小さいことに手を抜くと運が逃げる」
「欠点には目をつぶり長所を伸ばせ」等々、
プレッシャーに打ち克ち、結果を残してきた裏には、
共通する信念があった。実は順風満帆に進んできたわけではない二人が、
人生の「試練」の意味を問う。
内容(「BOOK」データベースより)
最初から何もかもがうまくいく人なんていない。失敗したり挫折したり、時に不安で眠れなくなったり…。野球とサッカーで日本を代表する二人は、そんなときをいかに乗り越えてきたのか。「成長のためには怒りや悔しさを抑えるな」「人生は『3歩進んで2歩下がる』の繰り返し」「選択に迷ったら難しいほうを選べ」「小さいことに手を抜くと運が逃げる」「欠点には目をつぶり長所を伸ばせ」等々、プレッシャーに打ち克ち、結果を残してきた裏には、共通する信念があった。実は順風満帆に進んできたわけではない二人が、人生の「試練」の意味を問う。

■目次
・プレッシャーに押しつぶされそうになりながら前へ進んできた
第1話 僕たちもこれまで、たくさんの「不安」や「悔しさ」を味わってきた
・「こんなに苦しんでいるのは自分だけだ」と思い込まず、「それが当たり前なんだよ」と教えてあげたい
・30歳くらいになると怒りや悔しさを何度も乗り越えて呑みこまれずに客観的に見れるようになる
・切換は必要、ただしこだわって自分を追い込むことができないと自分の長所も発揮できない
・人間はそんなに賢くない失敗しないと学べない
◇まとめ
・若いころは不安だらけが当たり前、しっかり向き合う
・勝ち負けにこだわらないと一流にはなれない
・失敗や挫折を通して自分の引出が増えていく

第2話 どんなに順調そうに見えても右肩上がりの人生なんてない
・サッカー選手は怪我やライバルの出現でスランプになりやすい
・元に戻るんじゃなくてもっと先に行くことが重要
◇まとめ
・浮き沈みのない人生は無い
・スランプは飛び上がるための猶予期間、目標の先を見据える
・大きな壁は誰にでも来ない、チャンスと思え

第3話 何を選んでいいかわからないときは、いちばん難しいものを選べ!
・豊かな社会のせいか、子供特有の内側から湧き上がるエネルギーが足りない気がする「生きる力」
・ぬるま湯社会が、チャレンジの機会を遠ざけている?
・練習の時からどれだけ本番を意識できるか
・親は自分以上にはなれないと思え、夢見ていいのは本人だけ
・1.好きなこと、2.夢や目標、3.自分で考えて動く
・挑戦する時は一番難しそうなものをあえて選ぶ
◇まとめ
・やってみないとわからない、今興味のあることをする
・厳しい試練を自ら作る
・何を選んでいいかわからないなら一番難しいことを選ぶ

第4話 あれこれ悩むより、とにかく行動せよ!
・実際にぶつけてみて、どのくらいか感じる
・野外活動プログラム
・子供が興味を持ったら少し引いて見守ってやる
◇まとめ
・逆境で人間は強くなる
・好奇心の赴くままに行動することで前向きに
・興味を持ったら回りは少し引いて見守る?

第5話 夢中になると、すごいエネルギーがわいてくる
・サッカーの海外移籍は野茂と中田で1998年3年しか違わないが10年は遅れている
◇まとめ
・人生は不思議な巡り合わせがある
・夢は大きいに越したことは無い
・夢中になれるものに向上心が加わることが原動力になる

第6話 人生で成功するカギは「出会い」
・岡田監督、古河電工、大学教授の教え子、卒業
・王、高校3が日以外はがむしゃらに練習、でも3年の時は甲子園に行けなかった
・サッカーは自分にとってなくてはならないものだが、一番大事ではない
・監督と選手の立場の違い、監督としての強さ
・サッカーユースからプロは同世代で1,2人
◇まとめ
・思い通りに行かないときこそ出会いから道が開けることも有る
・感謝の気持ちがあると良い出会いが増えていく
・出会いは大切だが自分で考えることが基本

第7話 「運」のいい人、「運」の悪い人って本当にいると思う?
・運は平等に来るその準備をしている人だけが掴める
・人生の節目には選択があるその時は難しい、挑戦し甲斐のある方を選ぶ
・前進している手ごたえ上がると続けられる
・試合で決められる選手は練習中10本中8本は決められる領域
・結果だけを見て、下積み修行を拒否しても結果は得られない
◇まとめ
・運は誰にでも来る、準備を怠らない
・手を抜くと運が逃げる
・達成感が報酬、お金や名誉はそのあと

第8話 「あそこが悪い」「ここを直せ」という大人は信用するな!
・長所を押し出すと自然に欠点を補っていることがある、波に乗る
・同じことを続ける才能と能力
・最高に楽しい瞬間は苦労して乗り越えた瞬間(今であり過去ではない)
◇まとめ
・長所に目を向けて本能的に動く、躊躇しない
・得意なことをやる結果につながる
・過去を引きずらない、目の前の可能性を追う

第9話 「身体」は一生裏切らない
疲労回復と体調管理はプロの基本
・断食3日目になると健康的な人の方が悪くなることも、抵抗力は必要
・日本人の長所、敏捷性や粘り強さ、団結力、下半身と体幹の重要性
◇まとめ
・バランスのとれた食事、残さない
・下半身が土台
・鍛えた体は人生の財産

第10話 人のせいには絶対しない
・必ず達成すると心から信じる
・2012年野球はオリンピックから外れる、75カ国4大陸で競技が行われていることが条件
・自分のためを突き抜ける
・毎日頭を下げる、掃除をする
◇まとめ
・人のせいにしない、自分のためと取り組む
・目標は高すぎるくらいの方が良い
・大事なのは目標設定ではなく、信じて実行する事

第11話 プロの世界とはどういうものか、教えてあげよう
・楽しめるのであれば追い込みが足りない
・練習で取り組んでもアマチュアは回復ができない(最大限の効果)
・指導者は選手から好かれようと思っては無理
◇まとめ
・結果を求めギリギリまで追い込むと「楽しむ」ことはできない
・体力回復にもお金をもらうオフもプロ
・想像を絶する厳しさがプロとしての達成感を支える

第12話 どんな小さなことでもいい、若いうちからリーダーシップを学んでほしい
・目標を掲げ命がけで達成する
◇まとめ
・頭、議論、品行方正とはリーダーの資質ではない
・言葉は重要、本気かどうかはすぐわかる
・リーダーとしてのメンターを持つ、真似をする

・社会全体からエネルギーが失われている、ここを新しい価値観を持つチャンス
 「絆」の大切さ、効率でも便利さでもない

以上