日本男児 長友佑都

★2時間一気読み★継続と感性★

■日本男児 [単行本] 長友佑都 (著)
 http://www.amazon.co.jp/gp/product/toc/4591124452/ref=dp_toc?ie=UTF8&n=465392

■内容紹介
「意思あるところ道はできる」
「努力は裏切らない」

長友佑都を支えた二つの言葉である。

現在、世界一のサッカークラブ・インテルに所属する長友佑都
なぜ、ユニバーシアード代表、北京五輪代表、W杯日本代表、そしてチェゼーナからインテルへと駆け上がることができたのか。
決して恵まれた身体でない彼が、世界のピッチに立つためにしてきたこと。
そこにあるのは、人並み外れた意思の強さと、想像を絶する努力だった。

ゆるぎない意志と不断の努力。
この二つがあれば、どんな困難にも打ち勝ち、夢をつかむことが出来る。
それを証明してみせた長友佑都選手。

複雑な家庭環境に育った少年時代。
ぐれかけた人生を変えてくれた恩師・井上先生のこと。
誰よりも努力をした東福岡高校時代。
身体の不調に悩んだ大学時代。
FC東京監督との約束。
そして、チェゼーナインテルでのプレッシャーとプレイをする喜び。
これからの目標。

日本を元気する“今一番熱い男”の現在とこれからが分かる必読の一冊!

多くの人に読んでいただけるよう、難しい漢字にはルビをつけてあります。

なお、
本人の強い希望により、東日本大震災で被災した方々へ、本人の印税の全額を寄付させていただきます。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
長友/佑都
1986年9月12日愛媛県生まれ。2002年東福岡高校へ入学。1年の冬、サッカー高校選手権のサポートメンバーに選ばれる。2004年3年時、高校選手権出場。2005年明治大学政治経済学部へ入学。2006年レギュラーとしてプレーし、日本大学選抜に選出される。2008年明治大学に在学しながら、FC東京とプロ契約を結ぶ。開幕からスタメンに定着。5月24日日本代表デビュー。2010年W杯南アフリカ大会出場。夏イタリア・チェゼーナへ移籍を果たす。2011年1月31日インテルへ移籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

●序文 
インテルでのハイライトシーン。
中学時代の見送り時に手紙や写真を破いたこと。
・困難においては、打開策を考える。見落としている何かを探す、やみくもに努力するだけでは成長できない
・人を好きになる素晴らしさ大切に思う気持ちが力を生む、自分の弱さから目をそらさず戦うのも感謝があればこそ

1章 初志貫徹 ?小学生時代?
裕福な家庭で育ったこと。小学生3年時の両親の離婚。引越し。同情されるのがイヤだった。愛媛FCの入団テスト落ち。
2章 一期一会 ?中学時代?
井上先生との出会い。熱いチームメイトたち。心のノート。駅伝部。走ることへの希望。

・回りの忠告は煙たがるだけ自分自身で気がつかないと意味が無い
・痛いところを突いてくるわかってくれていると感じるたびに心の距離が近くなる
・環境のせいにするなすべては自分次第
・文字で書く方が素直になれる?ノートの重要性
・チームが一つになるのはボールを蹴るより大切なこと
・ダメなことを見つけてそこを補う >>> 自分のストロングポイントを見つけて強化する
・選手権後駅伝、400m×10、3キロ×2など、、、駅伝県3位、校内TOP
・努力する才能
・西日本高校、国見、東福岡、鹿児島実業
・自分作り、仲間作り、感謝の心
・大事MANブラザースバンド「負けない、投げださない、逃げ出さない、信じ抜く」2002/3

3章 一意専心 ?高校時代?
頑張れる自分になった。絶対に頑張っている自分しか見せたくなかった。あれほど頑張ったことはないし、もう戻りたくもないハードな毎日。ただ、プロにはなれないかなぁと思っていた。
・東福岡150人で11人を競う、毎年100人入部
・努力に勝る天才なし、意思あるところに道有
・平均的→ストロングポイント(走力とスタミナ)
・授業は絶対寝ないで頑張った、ハングリーさ
・あきらめずに最後まで、生き方や姿勢に関して

4章 切磋琢磨 ?明治大学からFC東京へ?
怪我との戦い。腰のヘルニアへの不安。サイドバックへのコンバート。ユニバーシアード。FC東京からの誘い。北京五輪代表候補。
・明大サッカー(名門)、各学年20名程度
・中学の教師の教員も目指す
・自分の決意を通すとともに第3者の客観的な目や言葉に耳を貸す
椎間板ヘルニアから体幹の強化と出会う、尻の筋肉も同様
・食事のバランスだけでなく食べるタイミング、効果的な睡眠、入浴後のストレッチ
・応援してくれる人のためにも一瞬たりとも気を抜かない全力でプレーする
・重要なのは何が起きても平常心でいること、ミスを受け入れ気持ちを切り替えてやるべきことをやる
・プロの練習時間は短い(2時間ほど)、多くのことを吸収する、代表も同様
・熱い思いがあるからこそ逆にとても冷静になれた
・辛いリハビリでメンタルが強化されていると感じる
・学生としてやるべきことをやれていたことも有利に働いた

5章 試行錯誤 ?北京五輪?
A代表入り。そして、北京五輪本番。消極的になり、まったく結果が残せなかった本大会。そこから学んだこと。A代表定着。海外挑戦という目標。
・自分の弱さを理解した上で、ストロングポイントでは絶対に負けない
 というシンプルさとメンタリティが必要
・日常のあるゆることから代表レベルの人から学ぶことは多い…環境の大切さ
・ミスを恐れる気持ちが曖昧さを呼ぶ、、、存在価値がない、躍動自信を持ってプレーする
・大事なのは新しい環境で何を感じ取れるか実行できるか
・目標;FC東京でレギュラー、北京五輪、代表レギュラー、W杯、クラブタイトル
・高いテクニックとキレのいいフィジカル、、、ただし必ずしも柔軟性ではない?

6章 有言実行 ?アジアカップ?
アジアカップ優勝。そして「世界一のサイドバック」になるためにチェゼーナへ。
・W杯というすごいプレッシャーの中でどれだけ自分が力を発揮できるのか
 大戦あいてとの戦いでもあるけれど、自分自身との戦い
・自分の役割の認識する:まず守備その上で攻撃参加
・逆境こそ人としての真価が問われる
・スピード、1対1、フィジカル、自分が生かせるのはイタリア(ドイツより)
・試合の流れ、チームメイトの状態、生かすプレー、判断力とスピードの向上
・世界一のサイドバック
・相互リスペクトした上で、遠慮なく言い合う

7章 一心不乱 ?インテルからさらに高みへ?
イタリアへの旅立ち。インテルでの活躍。そして将来のこと。
インテルのキャプテン、サネッティの存在は大きい自分のことよりもチームを第一に考えていて、まとまっている
・強靭なメンタリティを持つ選手の集団、責任と重圧をはねのけるタフさ、
 このレベルになると少々鈍感なくらいでちょうどいい(イブラ?)
・武器:スピードとフィジカル以上に相手の懐に入っていく力?
 仲間といい関係を生み出せるのは一つの才能
・3/11後、アウェイゲームにもかかわらず震災のお悔やみアナウンス、、欧州のメンタリティ(自転車でも宮澤選手であった)
・ひとりじゃない:Youll never walk alone
・メンタリティの強靭さは、経験とともに意識して心を磨き、余裕があることにもよる

●おわりに
・感謝の気持ちを忘れない。
・感謝とともに自分たちが道を作っていく
・厳しい現実に直面しても、立ち向かうタフな精神力、小さな努力を積み上げる粘り強さ
 他人のために汗をかく献身性、今よりも向上したいと学び研究する勤勉さ、
 状況を察知し的確な行動を選ぶ思慮深さ、人を尊敬する思いやりと優しさ、感謝の心
 これが日本人のストロングポイント(…多すぎるやろ!笑)

・2011/4末

以上