ジュニア格闘技・武道「安心安全」強化書 二重作 拓也

■ジュニア格闘技・武道「安心安全」強化書 [単行本(ソフトカバー)]
 二重作 拓也 (著)
 http://www.amazon.co.jp/gp/product/toc/4809410773/ref=dp_toc?ie=UTF8&n=465392

■内容紹介
スポーツドクターが解説! ありそうでなかったジュニア格闘技の教科書!

医学的根拠に基づくトレーニングで
「ケガをしない」強い身体と、折れない心をつくる!

★POINT1 初のジュニア格闘技の本
過去にジュニアを対象とした格闘技の本は皆無。
「ジュニア層を広げなければ格闘技の未来はない」
こう考える著者の熱い想いが詰まった1冊です!!

★POINT2 年代別トレーニング紹介
「11歳まで」「12歳~14歳」「15歳~18歳」と、
★子供の成長に合わせた内容のトレーニングを紹介。
無理なく、ケガなく鍛えられます!

★POINT3 医学的根拠に基づく内容
ドクターという立場だからこそ書ける、
練習や試合における「★安全への対策」の話が満載。
ジュニアに関わる保護者、指導者の方、必読の1冊!!

【「はじめに」より】
本書は格闘技・武道の本ですが、その本質は「子供の身体と心」です。
子供は変化しますから、★1週間前と同じではありません。
大人が観察し、対話し、リアルな状態を把握して導くことが大切です。
とはいえ、それを実行するのは容易ではなく、
私自身ドクターとして、親として、まだまだ途上です。
ですから本書は、無知だった私が、様々な出会いや経験、
失敗から気づいた「知」を記しました。
「打撃のメニューだけど、★柔道の場合こう変えたら?」
「これは★サッカーやテニスにも応用可能かも?」
「学校の★体育や武道の授業ではどんなアレンジが適切か?」
「患者さんのリハビリメニューに使うにはどうしよう?」
このように、読者の皆さんの背景に合致した「問い」とともに
読んでいただけたら幸いです。

内容(「BOOK」データベースより)
医学的根拠に基づくトレーニングで「ケガをしない」強い身体と、折れない心をつくる。

■目次
・人間の体は60%は水…流動的に動く
第1章 ジュニアから一流アスリートへ
・医学的な立場から最も顕著な違い「成長」1週間で別人
・子供は大人のミニチュアではない
・筋肉痛のインドメタシン15歳未満では副作用有?
千代の富士:漁師町で幼いころから船で漁を手伝っていた、バランス感覚
・子供の成長段階や方向性に適した負荷を与えメニュー化し安全なセーフティーゾーンを確保したうえで
 自発的に試行錯誤できることが望ましい
・日本人は練習を面白くすることをほとんど知らない、面白くすることが効率が良いということを理解していない
・1日中練習できるのは好きだから、ワクワク感があるから「好き」を育てる必要がある

第2章 11歳までのトレーニング―脳と★神経系
・腰を据えてやるのは年齢的にむつかしい、年齢×2分が目安
・イメージする:攻撃と防御、体重移動、得意技ばかり、リズムの変化、決め技と気合、視点:観の目
・コピー、5メモリー、ナンバーシステム(タイソン)、バランスファイト、ジャンケンファイト

第3章 12歳から14歳までのトレーニング―★呼吸と循環器系
・数値化の効用、目標の具体化
・息を吸いながら攻撃をもらうと効く
・1呼吸の可能動作範囲
・カウントは4の繰り返しの連続コンビネーション
・連続パンチ/キック・・・止めない、下ろさない

第4章 15歳から18歳までのトレーニング―★筋肉と骨格
・強くなる=体全体で分散する、反作用チェック、、、安定する角度で押す、受ける、突く
片足スクワット、BB腕立て腕、BB腕立て足、BB腕立てジャンプ
・飛び(膝)蹴りができれば蹴れる、チューブトレーニング(負荷)

第5章 ジュニア選手の脳を守る
・デリケートな脳、外からはわからない、クモ膜下出血など、後遺症
・短時間で2回脳にダメージが行くことの注意、セカンドインパクト
合気道(頭部)入身投

第6章 ジュニア格闘技と心臓震盪
・心停止、胸部マッサージ、AED
・野球胸に当たる、柔道、少林寺胸部打撃
AED自動体外式除細動器
 1.電源
 2.電極パッドを、右胸と左肋骨下へ(心臓空ける)
 3.心電図・解析
 4.離れてください
 5.電気ショックボタン
※電池交換は2年ごとくらい:3万
・受けでの心臓のガード、上段顔、交差心臓、下段払いの交差時の心臓ガード
・集中力、プロテクター、よける、捌く、きれいに決まる、足を止めない、目をそらさない、受けの上達・意識、

第7章 一流アスリートに導く10の視点
1.苦しくより楽しく・・・自発性
2.危険より安全・・・リスクを認識して対処
3.攻撃より防御・・・体重移動、ステップ
4.長期的目標・・・山に登るを準備する
5.チャレンジを優先・・・成功しそうなチャレンジ
6.バリエーション
7.固定→変化へ
8.テーマを決める
9.気持ちを重視、恐怖を吐き出すなど
0.疑問が大事・・・問題意識
※強くなるためなのに壊れていくことが無いように、十分に注意する

以上