覚悟の言葉 高田 延彦

■覚悟の言葉 ~悩める奴らよでてこいや! ~ (ワニブックスPLUS新書) [新書]
 高田 延彦 (著)
 http://www.amazon.co.jp/gp/product/toc/4847060520/ref=dp_toc?ie=UTF8&n=465392

■内容紹介
今年50歳を迎えた元プロレスラー田延彦が、テレビタレントとしての優しい笑顔を脱ぎ捨てて放つ、体験的メッセージ集。

軽々しく「夢」や「絆」を語るな! 「親友」はいらない! 子供に「死」を教えよう! と、独断の苦くて熱い人生論が胸に刺さります。

プロレスラー、総合格闘家としての栄光と挫折の真相、妻の女優・向井亜紀と子供たちへの愛と試練、テレビ現場へのリスペクトと違和感…etc.

著者は過去と現在、さらに未来への不安までをさらけ出して、全身で困難の時代に斬り込むのです!
内容(「BOOK」データベースより)
プロレス、総合格闘技、TVタレント。両親の離婚、妻の病気、代理母出産。50オヤジの盛大なひとりごと。

■目次
第0章 私がいまいる場所から
・40歳で引退
・ポジティブだけでいいのか?

第1章 未来は回転寿司である
・本気の夢は人生で1回だけでは?
・小さな成功を積み重ねる、、遠くを見すぎない
・自分で何とかできないことは考えない
・猪木さんは憧れ、藤原さんは先輩で師匠、師匠についていく
・回転寿司で、ヒクソンとのカードを手に入れた?
・プロレスには、ジョーの丹下団平がいない(トレーナー)
・過剰なストイックさは弊害を生んだ
・職業格闘家としての価値
・12/2 12:40 PRIDE もう一度同じ日にヒクソンと戦ってみる気はないか
・プロレスラーとしてのポジティブなプレッシャーと負けたことによる自由

第2章 求めてくれるのは他人だけ
・他人への警戒は怠ってはいけないが結局1人では何もできない(助け)
・どの仕事でも根っこでは「他人の求めに応ずる」ということ
・やりすぎないと伝わらないこともある
・信頼できる他人から求められ、それにこたえることでしか人生は前に進まない

第3章 影こそ光を際立たせるもの
・黙って、見て、学ぶ
・たまに訪れる楽しい瞬間のために今がある
・続いていた時間を断ち切られたことに対する感情?…高校選手権
・最悪の状況は、誰にでも、いつでも起こりうる
・プロレスラーは凶暴な人 と夫人向井アキさんは思っていたらしい
・卵巣だけを残して手術、代理母出産:強烈な影

第4章 たとえ、お金が人の心を崩せたとしても
・端紙を入れる、、、前借する(恐ろしく魅力的な言葉)
・見習:4万、新人10万(1試合6000くらい)+作業
・人間の心が離れる決定的な部分はお金、、、情熱だけでは3年
・関係者を維持しつつ社会に貢献する組織へ
・私が高田道場を続ける理由は、「金より子供たち」

第5章 叱る力を磨こう
・一番大事なのは気持ち
・叱るときは筋を通す、序列を通す、現行犯で叱る
・又聞きはあくまで参考情報「自己修正の機会を作る」
・自分の遅刻は相手の時間を「捨てている」
・完璧な理解などない、絶対に相いれない部分はある
・そんなことでぐらぐらするんならやめれば?
・子供の愛だけでなく、歴史も重要

第6章 子供たちのことを話そう
・生と死を感じる機会:ペットの死、祖母の死
・家から出たら社会、社会の中で役割を回すということ

第7章 親友はいらない
・人生で必要な要素を組み合わせて仕事が成り立つ
・人間は本質的に1人だという抜きがたい感覚
・思いもしないうちに一人になる
・人間はすぐ忘れる

第8章 いま輝いていないとしても、それでも生きる
・ウォーキング8km+ジョギング2km、歩くことが骨格を整える作用がある
・自転車は膝の負担が軽い、、、ジョギングより強度は低い
・心をクリアするために運動する:問題解決
・記憶の混濁・・・脳浮腫、降圧剤
・死を思う

第9章 真夜中の会話 胸に秘めた「誇り」の話をしよう
・新日本→UWF(佐山、前田、藤原、高田)、新生UWF(前田、高田、)
 前田:リングス、藤原:新UWF、船木:パンクラス、高田:UWFインターナショナル
・プロレス最強伝説の変質と証明
・対抗戦:高田ー武藤(4の字固め)
・生涯ただ一つの夢はプロレスラー
・このスパーリングが武器になる
・御輿に乗るための心、変に縮こまらない
・人間は言葉にしないと分かり合えない
・言葉を一度:客観性があるか考えてから出す「動機善、私信無?」
・自分で信じている「自分らしさ」は他人には伝わらない
・「進む」か「引く」か「とどまる」か、できれば「引く」は無ければかっこいい?
・2012/5

以上