とんでもなく役に立つ数学 西成活裕/財務諸表(難)

■とんでもなく役に立つ数学 西成活裕 (著)
 http://www.amazon.co.jp/gp/product/toc/4255005753/

■内容紹介
教科書からリアルな世界へ。わかりやすくて誰でも使える!
本書は、「数学で世界をより良くしたい」と本気で考え、実際に取り組んでいる東大教授・西成活裕が、高校生とともに、数学を使って世の中の問題を解決していこうと、アイディアを展開していく4日間の授業を収録したものです。

スローモーションで未来を予測する、人間の複雑な行動をシミュレーションする、身の回りのイライラ渋滞、人間関係のトラブル、300万人メッカ巡礼の事故に立ち向かう--、
そんな"教科書からリアルな世界へ飛び出した、数学の世界"をご案内します。

楽しくイメージをつかめる、大事なことだけ頭に残る解説。

公式が大事、無機質で機械的......そんな数学のイメージがガラリと変わります。

内容(「BOOK」データベースより)
未来予測、人間関係のトラブル、イライラする大渋滞、そして新しい経済のかたちまで―「その問題、数学で乗り越えられます。」教科書からリアルな世界へ。わかりやすくて、誰でも使える!“渋滞学者”が高校生に語る、まったく新しい数学との付き合い方。

■目次
・16歳の教科書2
・数学を現実世界で使うには、型を少し崩して「いい加減さ」を入れ込む
 これに耐えられない人は理想郷にこもり一生を数学にささげる

1章 いつも胸ポケットに、難問を(公式は忘れても、考え方は忘れない
現象の背景にある「理論」が知りたい ほか)
・答えが一つかは重要、解けたときの達成、爽快感
・公式は忘れてしまうもの、ただし考え方は忘れない
・嘘ついたりごまかすのは嫌い、先生に不信と反抗心
 驚き「先生だからと言ってすべて知っているとは限らない」
・大学院に入ると専門性を高めることに時間を取られる
・耐久力が必要なスポーツと同じ、壁を超えるためには反復は必要、結局は根性論になる場合もある
・もういいやって答えを見るとそこで終る、絶対に見ないか、(10回以上やる:隈)
・理論の階段を10万段以上のぼる
・わけのわからないものをどんどんつないでいく
・ある程度行くと答えは一つではなくなる
・4点をつなぐ最短の線は?・・・120度のX(Xではない)
・マークごとに1-Kまで並べて、何回でも切って上に載せる、「巡回置換」

2章 数式から呼吸が聞こえる(抽象力と単純化
数学者がだまされにくい理由 ほか)
・確率で数学者はだまされにくい?・・・ガリレオ?笑
ベイズ推定 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%A4%E3%82%BA%E6%8E%A8%E5%AE%9A
微分は細かく分ける操作(時間分割:dx/dt)、積分は積み重ねる操作
ニュートンの運動の法則:位置を2回微分した加速度が変化、作用する力が加速度を決める
・結局は譲り合った方がくつろげる
・5つの正方形をどう詰めれば一番コンパクトになるか:4角と45度で中央

3章 ループをまわして、リアルな世界へ(教科書からリアルな世界へ
4つの溝を飛び越えて ほか)
・波はサインコサインで表現できる
・線形、非線形、解けないカオスと解けるソリトン
・問題解決に数式計算を利用する、亀裂の発生、振動の緩和、貨物の効率化
・コンピュータの計算はブラックボックス化、カオス、非線形を処理できない場合がある
・ズームインとアウト、拡大と、俯瞰 の視点が必要
・紐の暴れをどうやって抑える?根元で干渉させて打ち消す?「縦に揺らしながらまく」
・渋滞の緩和、車の密度、オートマトン、…高速だと1㎞25台(車間40m:スピードによる?)
・出口の前に柱があった方が緊急時に早く出れる:出口に対して流れができる
・だいたい300回に1回成功する

4章 社会の大問題に立ち向かう(問題解決のために必要なこと
「人生の選択」で迷ったら―妥協点が見つかる関数のグラフ ほか)
・問題解決
 1.対象を絞り込む(要素に分解)
 2.仮定する(論理と直感の繰返)
 3.問題点を定量化(数字化、データ化)
・手荷物窓口の「平行」と「対面:選択可」があるが
 「平行」は、奥に「誘導」、かつ「有能」で調整
・マラソンスタート「1平方メートルに2人-1.3人」が一番効率が好い
 またタイム毎のブロック分けは効率が良い「早い順」…ロードの練習だと遅い順:笑
明石市の花火大会の死亡時「1平方メートルに15人:圧力400kg、圧死する」
・メッカ巡礼 300万人、トンネルで1400人が圧死、橋で364人圧死
 新宿駅は1日300万人、「毎日の学習による自然とルール化」、「カオスが問題:速度、思考、目的」

以上

■■うーむ難しかった:笑■■■■■■■■■■■■■
■「1秒!」で財務諸表を読む方法―仕事に使える会計知識が身につく本 [単行本]
 小宮 一慶
 http://www.amazon.co.jp/gp/product/toc/4492601716/ref=dp_toc?ie=UTF8&n=465392

■内容紹介
ビジネスマンにとって「これだけ知っていれば大丈夫!」という
最低限の会計知識

なぜ、一般のビジネスマンにとって財務・会計の話は難しく感じてしまうのか? その多くが専門家にしか必要のない高度な知識まで知ろうとしていたことに原因があります。本書では、一般ビジネスマンが仕事をしていく上で、「これだけ知っていれば大丈夫!」といったコンセプトのもと、「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」といった財務会計の基礎知識や、「損益分岐点分析」「増し分利益」「直接原価計算」「付加価値」といった管理会計の基本について最低限のポイントをやさしく紹介していきます。

1秒だけ財務諸表を見るなら、どこを見るか?
「会社の数字」のプロが教える財務諸表を読み解く最低限のポイント

一度見についた会計知識や数字を見る力は、経済や経営のニュース、さらには企業の実力
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で、「1秒だけ財務諸表を見るなら、どこを見るか?」「外資ファンドが狙う企業のバラン
スシートの特徴とは?」「なぜ、イオンはダイエーを子会社にしないのか?」「トヨタ自動
車が、あえて無借金経営にしない理由とは?」といった身近な事例を取り上げ、財務諸表
分析や企業分析を行う際に「どこを・どう読むか」「そのことで何がわかるのか」について
もくわしく解説していきます。
「へ~ぇ」や「なるほど!」が連発! 会計の初心者や数字が苦手なビジネスマンにとって、
手に取りやすい最良の入門書。
内容(「BOOK」データベースより)
「会社の数字」の基本がわかれば、経済現象や経営のカラクリが見えてくる。これだけは知っておきたい最低限のポイントをズバリ解説。

■目次
第1章 1秒だけ財務諸表を見るなら、どこを見るか? -貸借対照表
第2章 なぜ、国の財政は破綻しないのか? -損益計算書
第3章 なぜ、リニアや第二東名はなかなか完成しないのか? -キャッシュフロー
第4章 なぜ、IT企業はブランドにこだわるのか? -固定費と変動費
第5章 なぜ、航空券には早割り格安チケットがあるのか? -増し分利益
第6章 なぜ、液晶テレビの価格はどんどん下がるのか? -直接原価計算
第7章 なぜ、小林製薬ではヒット商品が次々と生まれるのか? -PPM
第8章 なぜ、企業業績は良いのに「現金給与総額」は上がらないのか? -付加価値

以上