ニッポンはどうすれば勝てるのか?玉木 正之 (著), 金子 達仁 (著)

■ニッポンはどうすれば勝てるのか? [単行本]
 玉木 正之 (著), 金子 達仁 (著)
 http://www.amazon.co.jp/gp/product/toc/4757216122/ref=dp_toc?ie=UTF8&n=465392

■内容紹介
W杯、WBC北京オリンピックプロ野球Jリーグ、格闘技などの日本のスポーツ、さらにはスポーツメディアにいたるまで、最強のスポーツライター、玉木、金子両氏が、苦言、提言、異論、激論を交わす。ときには熱く、ときには冷静に、2009年のスポーツのたたずまいを穿つ。
内容(「BOOK」データベースより)
W杯、WBC、オリンピック、野球、サッカー、格闘技などの日本のスポーツ、さらにはスポーツメディアにいたるまで、最強のスポーツライター、玉木、金子両氏が、苦言、提言、異論、激論を交わす。ときには熱く、ときには冷静に、2009年のスポーツのたたずまいを穿つ。

■目次
まえがきにかえて 金子達仁
・この国のスポーツは軽い
・スポーツにおける宝が選手であることを知っている(米人)
・韓国野球界が国際基準に、使用球、審判判断基準まで併せた
・指になじんだ日本専用球、緻密なジャッジを前提としたストライクゾーンの出し入れ
国威発揚型大会より、競技観戦+αをいかに楽しめるかを重視

1章 サッカーはW杯に出られるのか?
岡田ジャパンで本当に勝てるのか?
FC琉球スパーバイザーという仕事
ユーロ2008を考える
アジア最終予選を予想する
サッカー北京五輪完敗の理由
中田英寿氏は現役復活するのか?
ジーコオシムもチーム作り時間をかけた手法(クラブチーム向き)
・南アW杯でリアリストのオランダ人に負ける
・日本で一番お金の集まるチームはサッカー代表といういびつな図式
トルシエに、ユーズから全部、沖縄のヨハンクライフに
・沖縄全体のスポーツ構想
・クラブは娯楽性、代表はドラマ
・内容なら許す=W杯で優勝の無い要因:スペイン
セルジオ越後、シュートはゴールネットへのパス
・負けを受流せる部分の必要性
・日本の怖さはワントップのアジリティ
・ケンカは弱いがサッカーのポテンシャルは高い、戦う力
・女子には澤がいたサッカー
独立リーグの残念は上へのモチベーションが個人にしかないこと

2章 ニッポンの野球はもっと強くなる
阪神タイガースはなぜ優勝を逃したのか?
MLBの日本戦略が始まった
極東リーグ構想の全容
北京五輪野球の本当の敗因
読売巨人軍を監視せよ
田澤問題が暗示するもの
・相手が弱った時の徹底した加虐性
・京都人の腹黒さ:笑
MLB、高いレベル、金と環境、野球場、専念(尊敬度が違う)
・生え抜きがいなくてもそこの選手になる、NBPでは阪神のみ?
MLBでも黒字球団は10球団ほど
・スポーツマン自身が自立していない問題点
・徹底した孤立化、ギャラ、日本では高校野球が無料で育ててくれる(が頂点が甲子園の問題点もある)
・近代スタジアムの魅力
高校野球のサバイバル性、世界一でなく、高校一
・セオリーのスポーツでは可能性がある

3章 オリンピックの本当の勝利とは?
北京五輪開催前の事件は何だったのか?
オリンピックの真の主役は誰だったのか?
東京五輪招致を考える
北京五輪後に見えてきたこと
石井慧総合格闘技転向を考える
野口みずきの涙の重さ
・政治とスポーツを理解したうえで分ける(機会喪失は×)
・開会式に出なくても競技には出る(レジスト)
・スポーツマンはルールを作る、改善する
・決断を自分に(選手に)
・新技術を反則と取るか、利用するかの違い、従うだけでは×
オグシオ世界6位
マドリードのバブルの危険性
・フェンシングを支えてくれた「やまや」
・後継者を作るのはシステム
・動機は勝つこととコンプレックス
・協会の方向性を出す重要性
・成功か安定か

4章 スポーツと世界とニッポン
スポーツと政治の関係
相撲はスポーツなのか?
スポーツ報道はこれでいいのか?
スポーツを書くということ
金融危機の時代に起きること
・相撲の「出來山:阿吽」、「盆中:片八百長」、「気負」
・理由の起源を答えられるか
・相撲の面白いのは強いやつが勝つということ
・外国人の流入による薬のリスク、理事制の問題点
・柔道の体重別は、欧州の人口分布:笑
・スポーツと五輪の歴史をTV局で勉強会(積み重ね)
・基本言いたいことを書けということ
・名前が無くてわかる文章とは?
金融危機で壊れないスポーツの根っこを見極める
サニーサイドアップのような上場するマネジメント
・「柵」と「軋轢」と「人生」を「判断基準」をもとに語る
・スポーツを楽しむ権利は平等
・メディアによる興行化と偏りを理解して、判断基準を通していく

あとがきにかえて 玉木正之


以上