鈴木敏文の「話し下手でも成功できる」

プレジデント?の再確認・大事

鈴木敏文の「話し下手でも成功できる」 [単行本]
 勝見 明 (著)
 http://www.amazon.co.jp/gp/product/toc/4833419343/ref=dp_toc?ie=UTF8&n=465392

■内容紹介
心理学経営の第一人者、セブン&アイHLDS鈴木敏文会長の頭の中身を分析するシリーズ第三弾。テーマは「話し方」です。昨年あたりから「話し方」本ブームが続いておりますが、
いままでの「話し方」本を一刀両断。顧客の真実に近づく65の提言を紹介していきます。
鈴木敏文氏は、子供時代からあがり症で、今でも「一対一で話すのは不得手」といいます。
その鈴木氏が、日本最大の流通グループトップになるまで「いかに自分のメッセージを顧客や取引先、部下に届けたか」を詳細に分析していきます。
内容(「BOOK」データベースより)
なぜ、話術だけではダメなのか?心理学経営の第一人者が明かす顧客の真実65。

■目次
1部 話し下手でも成功できる(どんな「話し方」をすれば、相手に伝わるのか
人はなぜ、自分のことになると「保守的」になるのか
人はなぜ、「長期的な利益」より「目先の楽さ」を大きく感じてしまうのか)
・あがり症で人見知りでも成功する
・販売も営業も経験してなくても「買い手の心理」はわかる
・なぜ話し方や伝え方が大事なのか、商売は感情、自分の中の保守的な心理
・なぜ居眠りするのか、面白い話し方の工夫
・常に問題意識をもって、日常にフックさせる
・標語を話し言葉に言い換える…具体的に
・自己陶酔型の自我延長はウンザリする
・相手の説得には、正論でなく、論法が必要
・話しましたでは×、いかに行動を引き出すか
・説得は1度では×…コミュニケーション能力の難

2部 商売は感情で動く(どうすれば不況下でも買ってもらえるか
どうすれば顧客の満足度を高められるか)
・自分のことになると保守的になる
・廃棄リスクを回避しようとして売れ残りリスクを高めてしまう
・100の利得<100の損失…★機会ロス<廃棄ロス
・自分が玄人と思うほど判断がずれる
・前例がないと不可能と感じる
・人は目先の利益にとらわれる
・無駄は避けて通れない、必要悪
・仮説検証しないと機会ロスは見えなくなる(なくならない)
・対話で矛盾を昇華する(なくならない、落としどころ)
・鈴木流感情経済学
・キャッシュバック > 値引き
・理屈より心理
・端っこより真ん中を選ぶ
・選択肢が多いと判断を先延ばしにする
・してもらわなかった不満足を大きく感じる
・PBはフェアプライス、妥当な価格

3部 自分の中の「保守的な心理」を克服する(ブレイクスルー思考で新しい自分に挑戦する
常に懸命であれば「行き当たりばったり」の生き方でもかまわない)
・当日仕入れの売り切り、集約集中販売
・バイトが自分のお店の活性化する仕組み、任せる
・少人数で役割固定せず、マルチに対応すると経営感覚が身に付く
・権限委譲と丸投げの違い…明確な方針
・**のせいにして挑戦を回避する
・常に懸命であれば行き当たりばったりでもよい
・失敗しても逃げずにそこから始める

■石の上にも3年、行き当たりばったりでも懸命に生きる
 アイデアは生活の中にあり、生活者としての自分とそれを外から見る必要がある

以上