リクルートのDNA 起業家精神とは何か/江副 浩正 (著)

リクルートのDNA 起業家精神とは何か (角川oneテーマ21) [Kindle版]
 江副 浩正 (著)
 かもめが飛んだ日
 http://www.amazon.co.jp/gp/product/toc/402100081X/ref=dp_toc?ie=UTF8&n=465392

■商品の説明
内容紹介
経営者は社員と夢を共有せよ。二位となるのは「死」である。リクルートで起業や経営を学び、成功する「リクルートの遺伝子」を持った人々の活躍が続いている。彼らの原動力となっている江副浩正氏の「起業家精神」とは何か。リクルートの遺伝子たちはなぜ、これほどにも強いのか? 企業を拡大発展する極意と受け継がれるDNA……成功した戦略、失敗した戦略、本書にはベンチャーの全てがある!
内容(「BOOK」データベースより)
企業を拡大発展する極意と受け継がれるリクルートの遺伝子。

■目次
リクルートグループで1兆8千億円の借入金から
 1千億円/年の利益で、無借金、利益率30%の超優良企業
・ネットとクーポン「ホットペッパー」、「TOWN WORK」、「住宅情報マンションズ」
・企業風土について
・理想のベクトルが一つでなくなること
葉隠の教えに武士は己を知るもののために死す(倫理)
・経営の3原則(社会貢献、個人尊重、商業的合理性)
・収益(質の高いサービス、もののスピーディな提供、コストを下げて価格低下)
・自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えよ
・経営理念
 1.誰も指定いないことをする
 2.わからないことはお客様に聞く
 3.ナンバーワン主義
 4.社員皆経営者主義
 5.社員皆株主
 6.健全な赤字事業(損切する)
 7.少数精鋭主義
 8.自己管理を大切に
 9.自分のために学び働く
 10.マナーとモラルを見直す
・マネージャに送る
 1.希望・勇気・愛情
 2.ネットワークで仕事をする(複数人)
 3.高い給与水準
 4.人は仕事を通じて学ぶ
 5.プレイングマネージャ
 6.まず周囲に自らを語る
 7.数字に強い
 8.努力の継続
 9.脅威の中に隠された発展の機会
 10.リクルートは社会とともにある
・名企業家の一言
別子銅山など戦時中の拡大で住友グループ新居浜
・早川電機(現シャープ)、ベルトのバックル、シャープペンシル
・松下「得手不得手をふまえ、誰にどの仕事をどこまで要求するかが大事」
・公私混同しないと、社員も倫理にもとる行動をとってくれる…かもしれない
・本田「研究開発で成功するのは100に1つあるかないか、あとは当人のセンス」
SONY:正しく発音してもらうためにESSOと同様にナンセンスシラブル(意味のない言葉)
・外人が嫌った部分、仕事後の飲み会、満員電車、休日出勤
・人に対して分け隔てなく接するのはとても難しい:一流経営者の条件
・森ビル:近隣地権者との共同建築というビジネスモデル「WinWin」
柳井正:35歳で社長、商品には国境がない、経営にはスピード毎日組織変更
・3すくみは良い、つぶれると2位が1位を脅かす、よき競争関係
・成功する起業化
 1.気力体力ある若者に目標を共有して事業推進する
 2.自ら磨く、熱心と継続
 3.企業は人なり、権限委譲のレベルを図る
 4.初めての事業、ナンバーワンになる
 5.社会の要請にこたえる
 6.資本は小さくから始める
 7.時間を有効に使う、優先順位
 8.失敗を恐れぬ
 9.若いとやり直せる、白紙から始める
 10.学歴は関係ないが、知識とスキルは学ぶ
 11.哲学を社員と共有する
 12.コミュニケーション能力
 13.話し上手で聞き上手
 14.倫理観
 15.健康
 16.政治とは一定の距離を保つ
 17.ナンバーワン化、他の追随を許さない
 18.人的資源を引き出す力
 19.顧客の声に耳を傾ける
 20.若くなくても成功例はある
・大学と社会のズレ、良い成績より運動部のキャプテンが優遇される理由の一つ
・表紙がすべて
亀倉雄策先生のデザイン:リクルート銀座本社、スキー場
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%80%E5%80%89%E9%9B%84%E7%AD%96
 http://designist.net/blog/archives/2006/08/post_60.html
 http://brandreams.jp/blog/?tag=%E4%BA%80%E5%80%89%E9%9B%84%E7%AD%96
・株も事業も損切が大事
・社内報による情報の共有「かもめ」、「RMB
・入社前に入社案内、企業理念の再確認と浸透
・理由がわからない/書く/よくわからないが、がんばる = たぶんダメ
・起業はボトムアップ、撤退はトップダウン
・バブル時は、利益をビルにして「利益のダム」を作ることで担保にできていた
・誇りと本社ビル、デザイン、銀座

・平成19年3月 江副 浩正

以上