お金を知る技術 殖やす技術/小宮 一慶

■お金を知る技術 殖やす技術 「貯蓄から投資」にだまされるな (朝日新書) 新書 ? 2008/8/8
 小宮 一慶 (著)・発行:2008/8
 http://www.amazon.co.jp/gp/product/toc/4022732261/ref=dp_toc?ie=UTF8&n=465392

■内容(「BOOK」データベースより)
経済や金融の基本的知識を身につけること、預金、株、債権、投信…各種金融商品の特性を知ること、自分のライフスタイルや価値観をはっきり把握すること、たった三つの「技術」があなたを金融通に変えます。人気経営コンサルタントが一から教える金融リテラシーがわかる決定版。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小宮/一慶
経営コンサルタント明治大学大学院会計専門職研究科特任教授。1957年、大阪府生まれ。81年に京都大学法学部を卒業し、東京銀行(現・三菱東京UFJ銀行)に入行。米国ダートマス大学経営大学院に留学、MBA取得。岡本アソシエイツなどを経て96年に小宮コンサルタンツを設立。『「1秒!」で財務諸表を読む方法』など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
金融が分かれば幸せになれる
・素人がプロと同じ条件で戦うのが金融市場
・金融(経済、金融のルール)を知る、商品(預金、株式、投資信託、ローン)に応じた活用方法を知る

第1部 お金を知る技術(経済の大きな流れをつかむ
「攻めるお金」と「守るお金」
「日本人は株嫌い」のウソ損得は「時間軸」で見る
必要なお金をざっくり計算してみよう)
円キャリー取引:低金利の円−ドル買−金利差と為替差(円安時)
サブプライムローン低所得者向けローン、債権を億円単位でまとめ、組み合わせて証券化
 :返済能力の低い人にローンを出して「帰ってくる」ことが異常、証券化しても変わらない
・リバランスは曲者、手数料の温床、1年で3%程度は目安
・攻めると守る、リスクはとるが自分の能力を併せて(リカバリ7年)とりすぎない
・第3章日本人は株嫌いの嘘
・米国では純資産トップ1%が締めるウェートが2004年(50.9%)
・日本の個人金融資産(1500兆円、1億)、米国では(4400兆円、3億)
・第4章 損得は「時間軸」で見る
・現実的に株式投資の利回りは「始点」「期間」で大きく変わる
・景気とリンク、損失カバーを7年目安
・最大リスクを把握(損切点)
・第5章 必要なお金を計算
・20代、30万/年、30代、40万/年、以降は教育費次第
・10年単位での資金計画
・年金の受給額(現時点)…10万程度?

第2部 お金を殖やす技術(「投資の達人」への3ステップ
まず「金利」を理解して味方につけよう
「守るお金」はこうして殖やす―預金・国債
良い投資信託、悪い投資信託の見分け方
株式は「気に入った銘柄」を「長期保有」で)
「低金利」が日本をダメにする
・6章 投資への達人への3ステップ「元金、期間」
・1.体感、勉強、2.挑戦と損切、3.会社の目利き
・7章 金利を理解して味方に(実質金利:デフレ、インフレ)
・デフレ時は銀行が有利(変わらない)、10年国債利回り目安
・8章 守るお金はこうして増やす:預金・国債社債MMF(元本保証)
・自宅は投資対象ではない
・9章 良い投資信託とは?自分で買えない金融商品、長期、手数料を把握
・リバランスしすぎると年率3%近く手数料がかかる場合も有る
・手数料:販売手数料(3%)、信託報酬(1.5%)、信託財産留保額(0.2%)
・分配型は、キャッシュフロー用(通常不要)
・10章 気に入った株を長期保有
・株:余剰資金、長期保有、優良企業、地合いが推した(下げた)時に買う
自己資本率(20%以上)、流動比率(100%以上)、PER(15倍以上)、PBR(1倍以上)
・低金利が日本をダメにする
・日本人の美徳:コツコツ

以上