大前研一 洞察力の原点 (キリッと締まる感覚が心地良い文章)

大前研一 洞察力の原点 プロフェッショナルに贈る言葉 [単行本(ソフトカバー)]
 大前研一 (著)
 http://www.amazon.co.jp/gp/product/toc/4822248410/ref=dp_toc?ie=UTF8&n=465392

■内容紹介
■本当に強くなりたい人に贈るメッセージ
大前研一氏の膨大な著作から選りすぐった名言を基にして、
「プロフェッショナルとは、いかにあるべきか」を定義するビジネスマンへのメッセージ集。
本当に強くなりたいなら、ここから始めるしかない。

■答えのない時代を勝ち抜くすべてがある
今は苦しくても、これから始めることが失敗しても、
自分の頭で考えて行動を起こすという態度を貫いていれば、
答えのない時代の生き方、道なき道の歩き方もわかってくる。
ジャングルでもオフロードでも全力疾走できるようになる――。

■洞察力が発揮される条件とは何か
決してあきらめず検証を続けることによって、自分なりの結論を出す。
そして自分の立場で実行する方法を組み立て、執念深くやり遂げる。
そうした一連の動作を絶え間なく続けることこそが「洞察力の原点」である。
頭脳をフル回転させてロジカルに考え続けているときに、
気づかなかった視点、見落としていた事実、不十分だった行動などを発見したときがチャンスなのである――。

目次
序―――私の思考回路に焼きつけた言葉
・この黒板を使って自分で考えてみなさい、ここで解けないならだれも解けない、よそ見する必要はない
・文献を調べるにしても、まずは自分の力で問題を解決しようとすることがいかに大切か
・事実を素直に受け入れて、思考停止しない、自分で問題設定して自分で考える
・自分なりの結論を出す自分の立場で実行して執念深くやり遂げる
第1章 答えのない時代に必要なこと
・分からない状態に耐える:仮説と検証の無限の繰り返し
・運不運というより問題に取り組む姿勢と方法に作用することが多い
・自分で分析、考え、構築、事業として生み出していける人材
第2章 基本的態度
・とりあえずビール×
・感情のコントロール:高い知性とスキル、倫理観、顧客第一主義、好奇心と向上心、厳格な規律
・変わる:時間配分、住む場所、つきあう人 を変えることで変わる
・時間配分とあと何回できるかで取り組みが濃密になる
 1日1回なら10年で3650回、3時間で1万時間
都知事選の敗北:何が正しいかだけでなく人がどう思うか、1票もらうとはそういうこと
・今日が人生のスタート
第3章 禁句
MeToo、そのうち、できません×
第4章 考える
・自分の家に原子炉を置くには
・答えが無いからチャンスがある
第5章 対話する
ロジカルシンキングとコミュニケーション
・自分が変わる
・隣の人と話す、知らないことを確認する
・誰がより何を
・定点観測の対象
第6章 結論を出す
・フレキシビリティ
・問題解決の最初のステップは問題の定義
・頼まれもしないのに考える
・相手に言わせる
第7章 戦略を立てる
・アマチュアとの違いは顧客主義
第8章 統率する
ビルゲイツも悪夢を見る
・基本の型から考える
・何を外すか
・松下さんの消しゴム:自分の今までを消せるか?
・やらないことを明確にする
・ジャックウェルチ:問題を表面化し、すぐ解決する仕組みを作る
 解決しないことが悪であるというカルチャーを作る
第9章 構想を描く
・知的にマメになる
・納得するまでやる
・ディズニーだけに見えたもの:沼地にランド
第10章 突破する
・最後に正解すればいい
・一言で言えるか
・成功は求めもせず計画もせず手中にできるものではない
第11章 時代を読む
・先進国の2面性:消費者としての国際性、投票者としての感情・非合理・保守性
・「やる」と決意する
第12章 新大陸を歩く
・見えない新大陸「実体、サイバー、ボーダレス、マルチプル(乗数)」
・絵でコミュニケーション、英語
第13章 日本人へ
・青天井の世界が理想
・見えない不条理:必要のないクオリティ
・答えは自分の内側にある
坂の上の雲:野望と危機感を持て
・正しい国家、答えはない
★4つの責任:自分、家族、社会、日本は常に自覚し、自分で決める
・先生の仕事は、学び考えるのを助けること
・できないでなく、どうしたら、どこまでならできるかを考える
Googleで検索してもでない答えがある

以上