■プロフェッショナルの言葉 [単行本]  

見たものは文章で見ても心に響く

■プロフェッショナルの言葉 [単行本]
 NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」 (著)

■内容(「BOOK」データベースより)
 一流の経営者が、技術者が、職人が胸に秘める…行き詰まったときに思い出したい81の仕事訓。

吉田都 バレリーナ
 いつもがけっぷち毎日が戦いの連続
・菊池恭二 宮大工
 追い込まれたときに大事なのは目、死んだ目をしたら終わり
 奈落を経験しその時どうふるまったかで決まる:死んでもお詫びはできないでしょ
宮崎駿 映画監督
 理想をもった現実主義者にならないといけない
 理想もない現実主義者ならいくらでもいる
 やんなきゃいけないところに自分を追い込んでどれだけ粘れるか
 理由や言い訳はいくらでもある、へぼが作る映画はへぼ
・教育の確信は「楽しませる」こと
・はさど秀平 左官
 臆病な奴が勇気を出すからいい、勇気を出してチャレンジするから成功する
イチロー 野球選手
 人生のほとんどを野球から学んだ。
 だから野球に対してはありったけで向かいたい
 完璧な準備、他社との勝負でなく果て無き自分との闘い
・小柳栄次 ロボット技術者
 この年齢で無理と思ったことはありません
 リスクを負う時それをチャンスと思うか、負担と思うかの違いです
・山口千尋 靴職人
 いつ落ちてくるかもしれない一滴のチャンス
 それを手にするには手を広げかざし続ける必要がある
 人の体には206本の骨、1/4がくるぶしから下に集まっている
 人は結局自分というフィルタでしか世の中と繋がれない
田中健一郎 ホテル総料理長
 本当の仕事って地味なもんですよね
・竹岡広信 英語教師
 受験勉強が何の役に立つのかなんてわからない
 ただギリギリまで頑張った体験は何時か自分たちを助ける
・野村陽一 花火師
 一瞬で消えるものの方が永く記憶に残る
 一切の未練を残さないその潔ささこそが花火の真髄
・美濃ナベ恵一 鬼師
 一変失敗したらもう一生しないと。自分を甘やかしたら自分が後悔する
長谷川祐子 キュレーター
 本当に救いたいのは心、それができるのがアートだと思う
藤澤和雄 競馬調教師
 データはなるべく見ない様にしているそれに囚われて自分の目を信じられなくなる
・隈 研吾 建築家
 がんじがらめの中に実はいろんなヒントがあるのではと思える
奥山清行 工業デザイナー
 皆、自分をあきらめすぎだと思うんです
 いくつになっても自分は変えて行ける
 必要とされる自分になることもプロの仕事
高野進 陸上コーチ
 抵抗してもしょうがないことは抵抗しない
 ただあきらめてないということが大事
・森公博 海上保安庁・ヘリコプターパイロット
 操縦も人生も動くのは簡単、動かないためにエネルギーがいる
小野二郎 鮨職人
 仕事っていうのは自分が仕事に合わせる
 合わせようと思って一生懸命やれば必ず楽しくなる
・大瀧雅良 高校教師・サッカー部監督清水商業
 教えてもらったものは身につかない
 逆に自分でつかんだものはどんな時も忘れない
 なぜ自分で考えない?
羽生善治 棋士
 直観とはこれまで積み上げたものから
 迷いなく浮かび上がってくるもの
・神谷整子 助産
 仕事も子育ても上手に手を抜くことが大事
 完璧の後、余裕を生む
吉岡徳仁 工業空間デザイナー
 突き詰めていけばどこかにある、そう信じて進むことが仕事
 前代未聞のイス、平面が立体に変わる椅子
祖母井秀隆 サッカークラブGM
 結果が出なくなった時には今まで思ってきたことをどれだけ思い続けれるかが大事
 組織のたたずまいを正すことで信頼を得る
・横井昭裕 玩具企画開発
 企画には「トゲ」が必要です。当たり前のことは見過ごされて頭に残らない
 たまごっち:手間をかけるから愛情がわく
・星野佳路 経営者(星野リゾート)
 任せれば、人は楽しみ動き出す
大野和士 指揮者
 すべてにおいて相手を圧倒しなければ人はついてきません
新浪剛史 経営者Lawson
 トップダウンは必要それは方向性まで
 あとは社員が考える
・鹿嶋真弓 中学教師
 悩んでいる子供たちの多くは答えを既に自分の中に持っている
 あとはその答えに気づかせてあげるだけ
・多和田悟 盲導犬訓練士
 とにかく「グッド」とほめ、それを犬が理解することが大切
 犬も人も楽しいそんな歩きがある
・荒瀬克己 校長
 リーダーは仕事をしてはいけない、決して渦中の人になってはいけない
 観の目、みんな足並みそろえてはムリ、バランサーに徹する
 滅びの呪文、黙って言うことを聞け
・腹巻智子 自閉症支援
 人は必ず成長する、その日を待つ
 自閉症は訓練で克服できる、攻撃的な行動

以上