祖母力

祖母力 うばぢから オシムが心酔した男の行動哲学 (単行本)
祖母井 秀隆 (著
http://www.amazon.co.jp/gp/product/product-description/4334975348/ref=dp_proddesc_0?ie=UTF8&n=465392&s=books

出版社/著者からの内容紹介
日本人で初めて実力で海外有名クラブの GMを務めている祖母井秀隆初めての自伝。
ドイツ留学で築いた超一流サッカー人脈のこと、智将オシムを日本に招聘した裏話、弱小ジェフを強豪クラブに育てあげた手腕、
オシム引き抜きに対する川淵キャプテンへの直言、そして、オシム脳梗塞で倒れた夜の一部始終など、
自由な立場で日本のサッカー界を牽引してきた祖母井ならではの視点から見聞きした秘話エピソードが満載。

内容(「BOOK」データベースより)
いじめられっ子がドイツ留学し、最先端のコーチングと人脈で弱小ジェフを強豪に育て、オシムを日本に招聘した。
フランスでも認められた“世界のウバガイ” が半生とともに説く「人を動かす心の持ちよう」とは。日本人初の欧州クラブGMにして、
フランスからオシムの命を救った日本サッカー界の異端児初の自伝的リーダー論。

出版社からのコメント
祖母井の著作である本書のテーマは、イビチャ・オシムを心酔させた男に学ぶ、組織を活性化させるための「人を動かす力」とは何か、
というもの。専門知識やスキル、企画力なども大事ではあるが、最後にモノを言うのは「祖母力=うばぢから」ではないかという主張を、
自らの半生を織り交ぜながら説いている。「祖母力」とは祖母井の造語で、女性的な細かい気遣いのできる人、周りに流されない信念の人、
弱者への温かい視点を持った人、目先だけではなく、一歩引いて物事の正否を判断することのできる人のことを言う。
著者について
1951年神戸生まれ。報徳学園から大阪体育大学に進み、センターフォワードとして活躍、在学中に読売クラブにも籍を置いた。
23歳のときにドイツに渡り、ケルン体育大学へ入学。1FCケルンのアマチュアクラブでプレーしながら、指導者への道に。
ドイツには10年間滞在、ヨーロッパサッカーに精通し、幅広い人脈を築く。85年に帰国後、大阪体育大学で教鞭をとるかたわら、
学生サッカーの指導者に。95年にジェフ市原の育成担当に招聘され、以後育成・強化を担当、99年にはGMとなり、
ジェフ千葉を強豪クラブに成長させた。07年から、手腕を買われフランス2部リーグ「グルノーブル フット38」のゼネラルマネージャーに就任。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
祖母井 秀隆
1951年、兵庫県神戸市生まれ。報徳学園から大阪体育大学に進み、センターフォワードとして活躍。在学中から読売クラブの練習に参加し、
23歳で渡独。 BTSノイシュタットや1FCケルンでプレーするかたわら、ケルン体育大学でコーチング学を学び、指導者の道に。
ドイツでの10年間の滞在で幅広い人脈を築き、’85年に帰国。大阪体育大学で教鞭を執るかたわら、学生サッカーを指導し、
’95年にジェフの育成部長に就任。’99年にGMとなり、外国人監督を招聘、ジェフを強豪クラブに成長させる。’07年にその手腕を買われて、
フランス2部リーグ「グルノーブル・フット・38」のGMに就任し、今季の昇格を目指す。
『祖母力―オシムが心酔した男の行動哲学』がはじめての著書(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロローグ 祖母力のススメ。
第1章 オシム招聘の真実―日本サッカーを変えた運命の40日
・自分が思い込まないと人は動かない
・教えられるだけでなく見て感じることが必要
・ジェフでは10時、18時の2回、2時間が基本
・監督の指示だけでなく選手同士で状況分析対応が必要+コミニュケーション
・慢心はNG:オシム初年度の練習休みは5日のみ
・トライしていないのにできないはあり得ない
・サポートがなければ辞めるその覚悟を示す
第2章 “太陽の人”の素顔―智将オシムと過ごした激動の日々
・悪い選手には容赦ない、怠慢、慢心、現場でのみ指摘
・気遣いができ筋の通った存在が組織には必要
プロスポーツの中での、求道者の生き方
・育成の大切さ、ヴェルディ等をける
第3章 ドイツ留学の理想と現実―洋画とカッパ先生と不法就労
第4章 落ちこぼれチームの奇跡―人生を変えたBCエッフェレン奮闘記
ズデンコオシムの心酔者、選手主体の采配
・リスクを冒し責任を負うことを早く子供に教える
・人口3万人の町で2万5千人が毎回満杯になる:ベルギー・KRCゲンク
第5章 逆境からの躍進―進め!体大けまり団、夢の日本リーグ2部へ!
第6 章 硬直した組織との苦闘―敵だらけのクラブ改革
・身の回りの綺麗に出来ない人は大成しない
・勘違い、自分のことは自分で、親方日の丸体質
・自立とは学ぶことではなく、感じること
佐藤勇人:そこに至るまでの過程が大事
第7章 オシム“引き抜き”の舞台裏―キャプテンに物申す!
・休むこと無い前進が、その存在を光らせる
・上のものほど、悩んで悩みぬく
・理論だけでなく現場で勉強が必要
第8章 新天地で描く未来像―グルノーブルGMからの提言
・実を結ぶまでは時間がかかる
エピローグ 病床の友、オシムへ。
・フランスへ救急車の要請が、、息子アマルから祖母井(うばがい)氏へ

以上