■ウェブ人間論  (著),梅田/平野

ウェブ人間論 (新潮新書) (新書)梅田 望夫 (著), 平野 啓一郎 (著)
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■商品の説明
ウェブ人間論
著者は『ウェブ進化論』の梅田望夫芥川賞作家の平野啓一郎という論客2人。「ウェブ世界で生きることとは」、「匿名社会のサバイバル術」などのテーマに沿って、彼らが16時間にわたり交わした激論をまとめた。

グーグルの登場以来、情報は日々整理、構造化されている。人間はその大きな波の中で、ウェブにどう向き合うべきか、どうやって利用すべきか、という課題にぶち当たる。そのとき、著者2人ならどうするか。読者にネット上での新しい生き方を提示する。


(日経コンピュータ 2007/02/05 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
出版社 / 著者からの内容紹介
日本におけるインターネット元年から十年。いまウェブ2.0という新たな局面を迎え、本当の大変化が始まろうとしている。「ウェブ進化」によって、世の中はどう変わりつつあるのか、そして人間そのものはどう変容していくのか──。ビジネスとテクノロジーの世界に住む梅田望夫と、文学の世界に生きる平野啓一郎が、その変化の本質と未来を徹底的に話し合った、熱く刺激的なウェブ論。

出版社からのコメント
日本におけるインターネット元年から10年。いまウェブ2.0
いう新たな局面を迎え、本当の大変化が始まろうとしている。「ウェブ進化」に
よって、世の中はどう変わりつつあるのか、そして人間そのものはどう変容して
いくのか──。大ベストセラー『ウェブ進化論』の梅田望夫と、芥川賞作家・平
野啓一郎が、その変化の本質と未来を徹底的に話し合った、熱く刺激的なウェブ論。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
梅田 望夫
1960年東京都生れ。慶應義塾大学工学部卒。東京大学大学院情報科学修士課程修了。94年よりシリコンバレー在住。97年にコンサルティング会社、ミューズ・アソシエイツを創業。05年より(株)はてな取締役

平野 啓一郎
1975年愛知県生れ。京都大学法学部卒。99年在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により芥川賞を受賞。以後、旺盛に作品を産み出し、02年発表の大長編『葬送』は、各国で翻訳紹介されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
第1章 ウェブ世界で生きる
(ネットの世界に住んでいる検索がすべての中心になる ほか)
・「葬送」、9.11後で生き方の変容を目指す
・感想「W進化論」、燦々と輝く太陽が日本の梅雨を弾き飛ばした印象
・会議の公開、スカイぷ、チェック400近くのブログ
・クローズドなセミナーの筆記公開の効果→書籍からリアルへの相乗効果
・羽生名人の「高速道路論:出口での大渋滞」
・検索がインターネットの中核技術?用意している一メニュとの認識が大部分
 ↑世界の結び目を「自動」生成
・ブロードバンド化による個人レベルでの物理的・経済的制約の軽減
・ネットの国境は言語圏、★日本語化の大切さ、★英語の重要性
・自動翻訳の将来性、、、結局は人:精度の問題、、、最初に翻訳する重要性
・モニタ、読むに向いていない、各原稿5枚程度(ブログ)
・双方向性の可能性と自身の未熟度の認識
・ブログ:情報交換(公開)・個人記録(匿名)
・量が質に転化する
・社会の3層化:中間の埋もれ層への可能性
・ブログ記事の評価は梅田氏の場合1日でほぼ判断可能(どれだけ高く、量見られるか)
・250人と濃密な関係を築き社会へ出たいという米国の高校生(アイロニカル:皮肉)
・現代で必要なのは協調した問題解決力
・ネットでの出会いに対するマイナスイメージ

第2章 匿名社会のサバイバル術
(ネットなしではやっていけない五種類の言説 ほか)
・母集団が50人から500万人になることによる、一致感、ワクワク度、充実感の拡大
・強烈な避難や罵詈雑言、事実無根
・ブログ(現実一致、現実別才能、日記、抑圧に伴う吐露、妄想)
・自我は他者との関係で変容する?
・日本人のブログは匿名が多い
・ネットで別人→人格の多様性、広がり
・KYと抑圧に伴うはけ口としてのブログ?
・「存在の耐えられない軽さ」スロベニアジジェク
・梅田氏最悪:51−49で善である…結構★低い寛容だな
・1500番目の非難を書く人の気持ち
・グーグル広告1兆(たかが)、、、全世界50兆
・情報ベースの物事は加速度的に進化する
・有名人と同じ名前にすることで平和に過ごしてと願う親
・新概念の空きスペースを探す
・情報が膨大になれば各個は0に近づく
・毎日1件でコントロールできる
・ネット上に分身を作って自分を守る
指紋認証の優先度(1.間違−○…NG、2.一致−×…OK)
・自分で情報を判断する(悪意?、不要)見ない

第3章 本、iPod、グーグル、そしてユーチューブ
(表現者著作権問題「立ち読み」の吸引力 ほか)
・中身検索(×ベストセラー、○ニッチ)
・本という利便性を買う
・無料にして存在を知らせる(勝間さんも)、立ち読みの吸引力
・購入で永久?に読める(Amazon、Febeも)
GoogleAmazon、、、膨大な情報への秩序の形成が必要
・簡易製本?DLのみになる?
・CDや紙ベースの本の優位(一覧性、保存、書込、コスト¥1000)
・平野(50年:文学)、梅田(10年:技術)、、、視点のスパンの違い
・ネットには中央が無い(リベラル)
・Emailに機械的に広告・・・Googleらしい
Googleラーへの通過儀礼としての「スターウォーズ
ロングテールの頭はダークサイド
オープンソースはトータルで脱資本主義?

第4章 人間はどう「進化」するのか・・・ちょい流し読み
(ブログで自分を発見する「島宇宙」化していく ほか)
・情報は流しそうめん
・教養とは、読み、書き、思考(そろばん??)
・新化に伴う、すべてにおけるアスリート化

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・対談16時間
・ウェブ・人間論/ウェブ人間・論
・2006/11 新潮社新書 桜井氏

以上